UNDO表領域のデータファイルの格納場所を変更する。

Oracleをインストールした状態だとREDOログとUNDO表領域が同じディスク上になった。
更新系のデータベースのため、REDOログとUNDO表領域が同じディスクでは、
I/Oが気になる。そこでI/Oを分散させるため、UNDO表領域のデータファイルを
異なるディスクに移動してみたのだ。

sqlplusを起動。sysユーザでログインする。

sysユーザである必要があるのかは不明ですが・・・orz.
ちなみに端末からサーバにログインして、サーバ上で実行してます。

$ sqlplus /NOLOG

SQL> connect sys/[passwd] as sysdba

インスタンスの停止

SQL> shutdown

ファイルの移動(コピー)

UNDO表領域のデータファイルを移動します。
ただ失敗が怖いので、今回はコピーをしました。

インスタンスを起動しマウント状態にする

SQL> startup mount

データベースで参照するファイル名を変更する

SQL> ALTER DATABASE RENAME FILE '異動元元ファイル名' TO '移動先ファイル名';

※ファイル名はもちろんフルパスです。

データベースをオープンする

SQL> ALTER DATABASE OPEN;

Oracle Enterprise Manager Consoleで確認する

$ oemapp console

OEMコンソールを起動して、UNDO表領域のデータファイルのパスが変更されていることを確認する。