AIX(p615)でJBossを動かす(その1)

環境作成

参考URL:
AIXコマンドリスト

AIXのインストール

参考URL:
http://publib16.boulder.ibm.com/doc_link/Ja_JP/a_doc_lib/aixins/insgdrf/new_complete_install.htm


まずはCD-ROMブートをさせる。そしてこれに手間取る。
コンソール表示が始まりビープ音がなるタイミングでF5(PCキーボードなら5)を押すと、ブートデバイスを選択できるとの情報があったが、「パスワードくれや」といわれできず。
結局、もともとインストールされていたAIXにrootでログインして、
[手順]

1. AIXにrootユーザでログイン
2. 現在のブートリストを表示
   コマンド:bootlist -m normal -o
3. ブートリストの変更
   コマンド:bootlist -m normal cd0 hdisk0
4. AIXの再起動
   コマンド:shutdown -r now

これでCD-ROMブートしました。
>>追記
パッチインストール失敗で、結局OSからではなくハードでのCD-ROMブートを行う必要があったのだが、F1(PCキーボードなら1)でもF5(PCキーボードなら5)と同様の事象のため、次の対応をした。(基本的に参考にできません。)

1. ハードのカバーをオープン
2. I/Oのコネクタのあるボードにあるボタン電池を外す
3. ボタン電池をつける
4. カバーをクローズ
5. 電源をつけ、OSのCD-ROMをドライブに入れる。

これによりブートシーケンスがクリアされたのかは不明ですが、CD-ROMブートができOSの再インストールができました。

パッチのインストール

参考URL:
http://atelierhidamari.cocolog-nifty.com/blog/2006/08/index.html
[Technology Level]
ダウンロードURL:
http://www-912.ibm.com/eserver/support/fixes/fixcentral


上記参考URLからの情報で、パッチの表現とリリース方法などが変更されていることが判明。

 ML から TL への名称の変更以外に、パッチのリリースされ方に変更があるようです。TL は半年に1回のリリースされ、上半期は修正内容がメイン、下半期は新機能実装がメインになるようです。
 開発が TL に十分なテスト期間を割くことが出来るようになり品質が向上することと、現場が TL を適用する頻度が減少し、かつ TL の品質向上で不具合が少なくなることが今回の変更のメリットだそうです。パッチがリリースされる時期(2月と8月)が決まっているのは嬉しいですね。
 さらに、TL とは別に SP (Service Pack) なるものが、TL の後にいくつかリリースされます。 TLパッケージがリリースされるまでの修正を、TL より小さな単位でリリースされるパッチ…という感じだと思いますが、詳細はまだよくわかってません。

ということで整理してみると、
TL(ML) > SP
ってことになるかと。そして、「TL」をインストールした後に、「SP」をインストールするというのが正しいことなのかなと・・・。
ML「5300-00」にSP「5300-05-05」をインストールしてしまいました。結果、OSが起動しなくなりました。本件は、パッチのダウンロードが失敗していた可能性が高く、原因は不明です。
これ以外にここには「CSP」なるものも存在します。
これまでの経験から推測すると「クリティカル・サービス・パック」?


で、とりあえず以下のようにしてみました。

1. TL「5300-05」をダウンロード
2. TL「5300-05」をインストール
   コマンド:smitty update_all
   コマンド実行後、ダウンロードしたファイルのディレクトリを指定して実行

これでoslevel -rコマンドの実行で、5300-05と表示されました。
同様に、SP「5300-05-05」も実行する予定。

JVMのインストール

参考URL:
http://www.beasys.co.jp/e-docs/platform/suppconfigs/configs/ibm_aix/ibm_aix53.html
ダウンロードURL:
http://www-128.ibm.com/developerworks/java/jdk/aix/service.html


smitを使用して、ソフトウェアのインストールからインストールを実施する。
ファイルのディレクトリを指定し、「新規の使用条件」を「いいえ」から「はい」にして実行。
みごと、JVMのインストールが終了しました。
またデフォルトでjava14がインストールされ環境変数PATHに設定されているため、
/etc/environment
ファイルを編集し、PATHをjava5_64に変更しました。

JBossのインストール

これまでの作業により、javaの実行が可能になりました。
ここからJBossのインストールにうつります。
JBossインストーラーはjarファイルで提供されているため、javaでjarファイルの実行を行えばよいはず。

# java -jar jems-installer-1.2.0.GA.jar
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今回は、インストールディレクトリとEJBを使うため設定を変更してインストールしました。
とりあえず無事に終了。