消防署にいって、防災訓練の相談をする

防火管理者なので、防災訓練の実施計画を考える必要がある。
しかしネットで調べても、参考になる情報がでてこない。あきらめて、消防署に相談することにした。

防災訓練(消防訓練)について

  • 分譲マンション(住居のみ)の場合は、1年に1回は防災訓練を実施することが義務づけられている。
  • 初めての防災訓練は、消防署立ち会いの下で行う。(推奨)
  • 消防署の立ち会いは、3年に1回の割合が目安。(消防署も忙しいとのこと)
    • 消防署に立ち会いを依頼する際には、消防訓練実施計画書を消防署長に提出する必要がある。
  • 3年に2回は、自主訓練を実施する。
    • 消防署には、自主訓練を実施する旨の電話連絡(通報)を行えば良い。(事後でもOKとのこと。)
    • 自主訓練の計画書をFAXするとなお良い。(立ち会い依頼の計画書から消防署長宛の内容を削除すればOK。)
    • 消防署へは、「何名でどのような訓練をしたのか」を連絡する。
    • 連絡先は、鶴見消防署予防課
  • 屋内消火栓訓練(ホースのばしてかまえるだけ)は、3人1組で行うのが目安。
  • 水消火器は、5人で1本を使うのが目安。

>>追記(2006/12/26)
日程調整で電話したところ、うちの管轄は「本署」ではなく「矢向出張所」とのこと。
なので日程調整や計画書提出は、出張所に行うらしいです。
また水消火器訓練は、参加予定者全員が行う。(出ても30人くらいだし。)
うちのマンションには、屋内消火栓は無いとのこと。
(連結なんたらは屋内消火栓ではなく、ポンプ車とつなげないと使えないものらしい。)

防災訓練を実施するまでの手順

  1. 日程を決める。(消防署に立ち会ってもらう場合には、2,3日候補日をあげて消防署と調整する必要がある。)
  2. 防災訓練実施計画書を作成する。
  3. 防災訓練実施計画書を消防署に提出する。(自主訓練の場合は通報だけでもOK。)
  4. マンション住民に防災訓練実施の連絡を行う。(訓練内容も含めて行った方が良いかも。)
  5. 防災訓練を実施する。

訓練内容

  • 通報訓練
    • 実際に119番に通報しても良いそうだ。
  • 避難訓練
    • うちのマンションだと中庭に集合する。
  • 屋内消火栓訓練
    • 3名1組で実施。
    • ホースを伸ばして構えるのみ。
  • 消火器取り扱い訓練
    • 水消火器を消防署から貸してもらう。
    • 水消火器は5人で1本が目安なので、訓練実施の人数をあらかじめ連絡して貸してもらう。
  • 警報機取り扱い訓練
    • 主に役員と管理員がメイン。
  • 総括
    • 消防署員からコメントをもらう。
    • 当マンションにおける注意事項を周知する。
      • 消火器カバーとエアコン室外機の関係。
      • バルコニーと避難器具、避難経路の関係。