Seasar Conference 2006 Springに参加

もちろん仕事の一環として参加しました。
ですが、日曜日のため完全にプライベート扱いです。
できれば平日にやって欲しいと言って見る。
できない理由もなんとなくわかる。「コミッタ・スタッフの予定・調達」「会場の都合」あたりがメインかと・・・。

今回の自分の中のメインは「Teeda」。
Teeda Coreはリリースされているものの、Extensionがどうなっているのかと。
コミッタのお話によると、「秋のSeasarイベントまでには・・・」ってことらしい。
もらった資料を確認すると、”秋”のイベントは2006年11月12日(日)らしい。
秋かぁ・・・、冬?とも言えなくもない。

実際の開発現場というものは、「技術の変革を望んでいない」人が多いと思う。
開発現場のほとんどがOSSに興味を持ち、自ら関係を持とうとする人ならば良いのだが、実際はそうではない。(これまでに見て来た人たちは・・・)
たいていの人は、仕事で新しいことを覚えたいとは思っておらず、これまでのやり方で同じように仕事ができれば良いと思っている。
なので、「今はS2JSF1.1+TeedaCore使って開発してね。」と言った後に、
「TeedaExtensionがリリースされたから、TeedaExt+Coreで開発してね。」とは言いづらい。
手っ取り早く「Teedaで開発してね。」と言いたい。
という手前勝手な事情もあり、Teeda Extensionのリリースが待ち遠しい。
コミッタの皆様、がんばってください。

あとTeedaCoreの説明の中で、

開発者の使いやすさ >> 仕様準拠

とあり、ちょっと不安を感じる。
仕様からあまりにも外れてくると、企業システムとしては利用しづらくなる。
JSFの仕様なので・・・」と「Seasarの仕様なので・・・」は、その効力が異なる。
恥ずかしい話、このようなフレーズの「逃げ道」を必要としているPMは多い気がする。(自社に限りますが)となると、「企業システムとして」ではなく、「うちのSI案件では」という話になるのか・・・。

資料を見ていてわかりやすかったのが、「企業システム進化論〜Seasarファミリーfor SOA
これまでC(C++)で通信業関連の開発がメインだったことから、内容的に親近感があるせいかもしれない。
一番印象に残ったのが、S2Remoting。
S2AxisS2RMIを隠蔽するなんて・・・、すばらしい。

などと、自分勝手な感想を書く前に、とっととダウンロードして使うことが先か・・・。


<追記>
「企業システム進化論〜Seasarファミリーfor SOA」について、わかりやすいレポートをかいている方がいらっしゃったのでメモ
yuguiさんという方のレポート
資料だけだと、足りないしね。